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2015年6月13日 (土)

「はじめに障害者ありき~藤本太さんを語る」

Img_4062
昨年の秋からライターとしてお手伝いさせていただいた本「はじめに障害者ありき~藤本太さんを語る」が、
完成し、
本日の「藤本太さんを偲ぶ会」で披露させていただくことができました。

山本好隆先生から、堺の障害者福祉の胎動期を切り拓いた藤本太さんの歩いてこられた道すじを一冊にまとめるためにライターとしてお手伝いさせていただくというお話をいただいたのは昨秋のことでした。
体調を崩されて入院されている藤本さんの病室を初めて伺ったのが11月2日でした。
病状が思わしくなくて、直接お話を伺うことは叶いませんでしたが、ご自身から出た幾人かの方々のお名前を手掛かりに辿り、その方々に直接お会いして、藤本さんを語っていただくという形で本にまとめて行こうということになりました。

障がいを持って生まれた娘さんと共に生きることを決め、周りの親御さんたちと力を合わせ、就学の道を切り拓き、また卒業後の居場所を創り出すために、歩んでこられた藤本さんの人生。娘さんは25歳という若さで亡くなられましたが、その後もずっと障がいある人たちの暮らしを支え、切り拓いていくという歩みを続けてこられました。
その大きな包容力と人間的な魅力で、親御さん同士の繋がり、行政の職員、学校の先生ら、出会ったたくさんの人たちを自分のもとに引き寄せながら進んでこられたのです。

私は、ただライターとしてIPHONEのボイスメモを開いてお話を伺うというだけだったのですが、藤本さんと一緒に堺の障がい者福祉の道を切り拓いてこられた方々のお話は、どれもこれも魅力的でワクワクするような内容でした。
録音を再生しながら、文章化していく作業の中で、何度も繰り返し感動させていただきました
人間味あふれる藤本像を浮き彫りにすると同時に、堺の福祉の胎動期を作り上げて来られたそれぞれの方々の人生をも浮き彫りにさせていただくことができたのではないかと思います。

このようにして、2月までに6人の方にお話を伺いましたが、願いもむなしく、2月13日に藤本さんはご逝去されてしまいました。

藤本さんを囲む方々から声が上がり、6月13日に「偲ぶ会」を持たれることが決まり、急遽、本をその日までに仕上げて、参列くださる方々に読んでいただこうということになり、完成をぐっと前倒しにしなければならなくなりました。

その時点で、既にあと数人の方に取材させていただくことが決まっており、全部で17人の方に取材し、他に十数人の方から原稿を寄せていただこうということになりました。
印刷業者を選定し、また原稿のゲラ刷り、2回の修正を予定に入れると、4月の25日には初稿を出さなければいけません。
目が回るような、急ピッチの作業が始まりました。
早朝から、寝る直前まで、原稿作りをしていると、頭の中は寝ながらもずっとそのことを考え続けているのか、夜中にパッと目が覚めて、原稿の修正すべきところを思い浮かべてしまうような日々でした。

原稿を作りつつ、同時進行で写真やカットを集め、4月には構成や割り付け、原稿の順番決め、もくじやページ割も進めなければなりません。

3月、4月はなんだか時間の感覚が狂ってしまうような超忙しの日々でしたが、それでも、私にとっては、やりがいのあるワクワクドキドキの半年間でした
全120ページの本ができあがりました

障がいのある人たちが生きやすい社会を作っていくことが、ひいては社会そのものを優しく温かいものにすることになる。
矜持を持って真っ直ぐに信じる道を歩んでこられた藤本太さんと、その周りで一緒に歩まれた人生の先輩方々の話、ぜひご一読いただければと思います。
読んでくださろうという方がおられましたら、ブログの右上の「メール送信」を左クリックしてご連絡ください。
1冊1,000円で販売しています。

藤本太さんを偲ぶ会は、ビッグ・アイの大ホールで行われ、400人余りの方々が足を運ばれました。
その席で、しばらくぶりに顔を合わされる方々もたくさんおられたようで、懐かしさに手を合わせ、抱き合うようなシーンもたくさん見せていただきました。
この光景を見て、藤本さんんもきっと天国から微笑んでおられたことでしょうImg_4058

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