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2017年9月

2017年9月28日 (木)

Paoさん、旅立つ

Img_3127末娘のPaoさんが旅立って5日が経ちました。
今回は台湾からのスタート。
台湾と言えば、中学生レベルの英語さえも通じない中国語なのですよ。
そんなの全然話せもしないのに、
「ワクワクする」と言いながら、行ってしまったPaoさんです。
全くこの子の度胸、いったい誰からのDNAなのでしょう

ミュージシャン仲間の一人に紹介してもらって、
会ったこともない台南のゲストハウスのようなところで
彼女の紹介であることを伝えただけで、
暖かく迎えてもらって、無料で泊めてもらって、食べさせてももらっているそうです。
こういうネットワークを持っていて、
それを臆せずに使える彼女を尊敬します

慣れるまではご本人もきっと必死で頑張らなければいけないと思うので、
私の心配モードを持ち込むと、余計に大変だろうと思って、
こちらからはあんまり連絡しないようにしています

Img_3226今日、LINEのビデオ通話でPaoさんから電話がありました。
元気そうで愉しげでした
台南は思ったより都会過ぎて、
そこんところがちょっと大変だそうです
日本では山暮らしの彼女ですからね
あ~、なんとか生きてるんだ
よかった~

旅行会社のツアーなんかでは絶対に見れないような場所に、
自分の足で行き、
「そこで暮らす」という生き方ができるPaoさん。
本当にスッバラシイ~

「言葉が全然わからなくって悲しい分だけ、
ちょっとしたことがとても嬉しい」
「この国を好きになるまで、ゆっくり旅する」

そんな風に言える娘が大好き

お友達の名前を出しただけで、
大歓迎され、
周りの人たちから、
「ご飯食べた?
眠れた?」といろいろ声をかけてもらっているそうです。
バスキングのマナーを教えてくれる人もいる。
台湾の人たちはとても優しいそうです。Img_3227


私の窮屈な常識からすると、
よくもどこの馬の骨かわからない、
いきなりやってきた日本人の女の子に
優しくできるものだと思えてしまうのです
萌が言ってる「人のふところに飛び込んで、
その人の善意を信じて、自分もありったけの心で接していく」
という方法。
「うちらは、みんなできそこない揃いやから、
友だちのことは全力で応援するねん」

それができるパワーを持っている仲間がいることが素晴らしいと思えます。

Img_3228昨日から街に出て、バスキング(路上ライブ)を始めたそうです。
一時間ほど精一杯歌って、いくらかのお金を稼ぐ。
こんなやり方で生きていけるのかと、
一般常識の範疇から外れ得ない私としては心配で仕方がありませんが、
彼女はこのやり方で世界を渡っていこうとしているのです
Img_3231



日本の「学校」という小さな枠の中で、はみ出しっぱなしだった彼女。
友だちはいっぱいいるのに、
やたらとルールを守らせたがる「先生」という種族には、苛められるばかりだった彼女。
規則いっぱいの日本の社会では、
どうしてもうまく働けなくて、
苦しい体験をいっぱいしてきた彼女。
そんな辛さの中から、
自分の何たるかを知り、
手探りで今やっと掴もうとしている
この生き方を
私は母として
心から応援したいです

大丈夫、大丈夫

今、Paoさんがいるところです。

https://www.facebook.com/pg/NSXFactory/photos/?ref=page_internal

アーティストのコミュニティのようです。

それにしてもLINEの力はスッゴイ
台湾にいる娘と無料でビデオ通話ができるのですよ
私は単純にそのことに驚く

Be continue… 

2017年9月27日 (水)

「ナミヤ雑貨店の奇蹟」

3201_2予告映像では、ほんわか心が温まりそうな作品に思えたのですが、中味があまりない薄っぺらな印象の作品でした

最近は映画が簡単に作れてしまうせいなのか、がっかりするような作品がホント多いです

ジャニーズの男の子3人、ヒロインの割に軽くて説得力がなさすぎる
演技も大げさすぎて、素人感が半端なかった
西田敏行を始め、小林薫吉行和子尾野真千子萩原聖人ら他の豪華キャストがもったいない~
原作は大人気作家の東野圭吾さん。
監督の廣木隆一さんも国際的な賞をたくさん受けておられる方です。
脚本は斉藤ひろしさん。
こちら「キセキ あの日のソビト」「風に立つライオン」などを手掛けている方です。
セリフが大仰な印象を受けたのは、脚本家の方のせいかもしれません。
思い出してみれば前作もそんな印象を受けた気がします。

人生の悩み相談に暖かな回答をする雑貨店のおじさんを西田敏行が演じています。
人生相談の手紙を通じて、過去と未来が交錯するファンタジーですが、一つひとつのエピソードに深みがなくて、簡単に上っ面だけが扱われているように思えました。
とても残念です。
ラストは亡くなる直前の西田さんなのに、随分と前向きで、顔の色つやが良すぎるのも気になりました
西田敏行さんの演技はさすがでしたが、それが却ってもったいないようにさえ思えてしまいました


林遣都さんもミュージシャンを目指そうという若者なのに暗くて花がない。
とってつけたような正義感も不自然でした。
火事の孤児院に飛び込んで、2階テラスで発見した子どもを助けるのですが、あの高さならわざわざ火の中に飛び込まなくてもテラスから飛び降りればいいのに、と思ってしまったり

いろんなシーンで首をかしげたくなりました

山下達郎の歌だけが変に浮いてしまうほど音量大きくて、
全体に流れる空気感とは違っているように思えました
達郎さんの歌を大切に扱おうとしているんだということは伝わってきましたが…
う~ん、よくわからん
長~く感じたことだけは確か

東京タワーがひと際目立つ町並み、昭和の家の佇まいや、受験を乗り越えてきた学生の部屋など、懐かしさ漂う美術さんの仕事は「三丁目の夕日」を思い出して、拍手を送りたい
そこのところを評価して、
かな?

2017年9月25日 (月)

9月のはがき絵

秋らしくなった今日この頃
木佐貫先生が秋のモチーフを用意してくださいました。


彼岸花
松ぼっくり

ウリ
プルーン

11月には近くのCafeで作品展を開催することが決まりました。
それぞれが何を出そうかと相談しながら、
おしゃべりしながら、
あっという間の2時間でした

パパパッと描いて、
パパパッと塗ってしまう勢いが愉しいな~と
思えるはがき絵教室タイムです。

本日の生徒は6人。
久々にFさんも来られました
Mさんは、もう絵を額に納めて持ってこられました

本日の私たちの作品はこの通り2017925_1


地域会館に飾っていただく今月の額は
こんな風に収まりました2017925_4

2017年9月24日 (日)

彼岸花祭り

あまりにいいお天気なので、
ジッとしていられない~
金剛山の水越峠を越えて一時間余り。
明日香村稲渕の棚田で開催されている彼岸花祭りに行ってきました

夫殿は早朝からランニングに出たっきり、いつ帰るかわからないし、
娘には昨日からメールしてるけどお返事がないので、
7時過ぎから一人でひとっ走り行ってこようかと車のナビを設定していたところ、
娘から電話があって、
一緒に行きたい~と申すので、
出発が1時間遅れになり8時を回ってしまいましたが、まあいいとしましょう
一人で行くより愉しい~

Img_3131行き道の畔にも彼岸花はいっぱい咲いていて、
わざわざ稲渕まで行かなくていい感じではありましたが、
それでも9時半ごろには到着
有料駐車場のもう少し先に進んだところに
無料で停められる駐車スペースが10台分ぐらいあって、
たまたま一つが空いたのでそこに停めることができました

棚田までは少し歩かなければいけないようでしたが、
ちょうどいいお散歩になることでしょう

Img_3137実はここ、5年ほど前に庭代台ふれあいハイキングで連れてきてもらいました。
あの時も、こんなにたくさん咲いてたのかなあ
彼岸花の花は本当に面白い形をしている
真っ赤な宇宙の爆発を感じます
この赤色はスゴイ

里山の中腹辺りを歩くあぜ道は人も少なく、
とってもいい感じImg_3141


昨日今日と彼岸花祭りというイベント開催中で、
会場まで辿り着くと大変な人、人、人Img_3155

こんにゃくの
味噌田楽、
地元味噌のソーメン汁、Img_3156
いただきました

Img_3157_2美味しかった~

この辺りには黄色い彼岸花、
クリーム色の彼岸花。

Img_3151_2

Img_3152

そして、案山子コンクールも開催中

Img_3198

ユニークな案山子が並んでいますImg_3183

5mほどのビッグ案山子くん

ちょっと怖くて案山子くんたちとは目を合わせようとしない夏向くんImg_3176

Img_3163

彼岸花と記念撮影はOK

Img_3190


満開の彼岸花、ちょうど見ごろでした

遠景の棚田も美しいImg_3192


帰りに美味し~いジェラードのお店に立ち寄りました
お庭も素敵でしたね~

Img_3193

ナスの枝にミニトマトが成る植物
真っ赤な唐辛子は、今日のお土産
お絵かきのモチーフです

とまっている殿様バッタは、
地元のおじさんが作ってくれましたImg_3195


愉しい秋の一日でした

2017年9月21日 (木)

「奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール」

Img_20170921_0001_new_2妻夫木くんの映画は観なければいけない使命感を持っている私です
今度は明るい映画だろ~な~を予想して軽く見させていただきました。

「家族はつらいよ」に並ぶこういう系列の作品の妻夫木くんは、安心できる~
様々な役どころに挑戦し続ける彼ですが、「悪人、「怒り」「ミュージアム」「愚行録」などの役どころは強烈過ぎて怖い~
それでも、やっぱり役作りは確かなんですよね
どの作品を観ても、この人は上手いと感心させられます

奥田民生のようにさらっとカッコ付けずに生きていきたいと憧れる割には、恋に狂ってしまった弱くてダサい青年を笑ってしまうような軽さで演じています

「ノルウェイの森」で衝撃的だった水原希子ちゃん、あれから随分経って大人になりましたね。
この嫌ほど出てくるキスシーンは体当たり演技ですよね~
普段からもしかしてこんな風に生きてるんじゃなかろうか…
と思えるくらいピッタリはまった役どころでした
相手の出方に合わせて、七変化しながら世の中を渡っていく逞しさ。
エ~ッと思ってしまいますが、そこには彼女なりの哲学があるようです
これはこれでスッバラシイ~

恋にボロボロになっても仕事だけはキチッとこなしていく編集者の妻夫木くん。
ここにリアリティがありました。そうそう社会で生きていくってそういうもんだよね。
傷ついた心を、仕事が助けてくれたりもする。
同僚の恋敵役の新井浩文さん、上司役の松尾スズキさん。
かなり素敵でした
脇役のリリーフランキーのハッチャ気振りも面白すぎたし、天海祐希も面白かった。
そして、何より安藤サクラちゃん、最高!
この人は何を演じてもホ~ッと思わせてくれますね
妻夫木くんと二人、夜の公園で猫を追い回すシーンはアッパレでした

ラストの男三人の対決シーンにはちょっと引いてしまいました
斬ったり刺したりは、ちょっとこの映画の展開にはふさわしくなかったような…

こんな風に恋に破れて、一生独身で過ごす…なんてことになれば、
恋なんてするもんじゃあないよ
というオチで終わってしまいますが、
そうではなかったことに救われました

酷評する人も多いようですが、
私は2時間、結構楽しめました
娯楽映画としてはいい線行ってると思います
妻夫木くんの作品の中では好きな部類に入りそうです
ちなみに映画が終わって灯が付いて周りを見渡してみると…
客席には私一人でした
エ~ッ

★★★★


2017年9月18日 (月)

笹の滝へ壮行会

我が家の末娘がこの週末にはまた日本の海の外の国へ旅立ってしまうと言うので、
その壮行会にと滝ハイクを企画しました
昨夜の台風18号襲来で十津川の滝がどんなことになっているか…
という心配は多少はありましたが、
台風一過の晴天に誘われて決行することにしました
目指すは十津川の笹の滝
日本滝百選に選ばれている滝。
5月に庭代台ふれあいハイキングで連れて行ってもらった滝です

Img_2965家から3時間弱
朝7時半に集合をかけたら、
息子も
娘も孫ちゃんも時間通りに集まってくれました
みんな大人になったね~
本日、娘婿ちゃんは仕事なので、
元青木家+孫ちゃんで出かけます
5人で出かけるなんて、
これが最後かもしれないな~と、
いつもそんなことを思ってしまいます。
みんな集まってくれてありがと~

滝の入り口の1kmほど手前に車を停めて、
少しだけ歩くことにしました

Img_2967


岩肌に可愛い花が咲いていますImg_2968

Img_2970


10分ほど歩いて、滝の入り口へ
いや~、昨日の台風の影響はどんなものなのか…
ちょっと心配…

このゲートをくぐった瞬間が、森の入り口

Img_2975

わ~ッ、やっぱり滝はスゴイことになっていました
5月には岩肌をスルスルと薄く水が滑り流れていたこの辺りが、こんなことに

Img_2985


5月にみんなでお弁当を広げた滝壺付近はこんなことにImg_2988


これではとてもここでお弁当というわけにはいかないし、孫ちゃんもとてもとても連れては来れないので、とりあえず我が家の3兄弟だけで、記念写真を
こういうノリは幼稚園の頃から変わんないね~

Img_2997

水量は5月の10倍

Img_3064

夫さん特製の滝豚汁は、滝壺手前の森でいただくことになりました。Img_3074

滝壺の水で作る豚汁。
この味は最高~

Img_3079

おにぎり作ってきたけど、海苔忘れた~
果物をおかずにImg_3111

大迫力の滝を写真に収めようと夢中になる息子くん。Img_3009

こ~んな感じ

Img_3072

Img_3058

森の腐葉土に溶け込むような蛙くんを見つけて
「可愛い~」と見とれる末娘ちゃん。

Img_3059この姿は芸術的だね~

滝のそばまでは行けないけど、水遊び大好きな夏向くん。Img_3082


帰り道、道路をトコトコ横断するハクビシンに遭遇

Img_3029

Img_3096


帰りに谷瀬の吊り橋へ。

まずは台湾へ渡るというはっちゃけ娘殿。
12月には私たちとニュージーランドで待ち合わせ

このノリで気を付けていってらっしゃ~い






2017年9月17日 (日)

「ボクの妻と結婚してください。」

3201_2織田裕二さんと吉田洋さん、パワフルなお二人が夫婦役でキャスティング。
余命わずかなことを告げられた夫が、残される妻と子どものために、自分の後を託す新しい夫を探す物語…。

きっと独りよがりな話なんだろうなあと予想しながら見始めた作品。
予想通りの展開でした。
その独りよがりを真剣に演じているのが、織田裕二なのでまして

余命を告げられた割には元気に精力的に策を練っては行動する。
思い残すことがないように。
「湯を沸かすほどの熱い愛」に似た路線ですね
いよいよ体調が思わしくない時期に来て、自分が娘(嫁)を送り出す親の立場になって、妻の結婚式を決行します。
言いたいことを全部行ってしまうところなど、独りよがり感満載

でも、ラストの10分でガラリと展開が変わりました。

ここで一気にお話がよくなった
テーマは、「ボクの妻と結婚してください。」という余命僅かな夫の願いを叶えてやろうとする妻の方にあったのです
「夫のために私の再婚相手として演じてやってください」
その願いに乗ってやる再婚相手にされた原田泰造も結婚相談所の高島礼子も好演していました。
そして、なんといっても子役の込江海翔くんが、可愛い~

エンドロールで子育てを家族で愉しんだ時間から、子どもが生まれた時まで時間をどんどん遡って行くカットが、と~っても素敵でした
中島美嘉の曲も心に響いた

過激な作品を2本観た後だったので、ホッとできました
映画ってね、やっぱりこんな風に愛と希望に溢れている方が安心して楽しめますよね~
★★★

2017年9月16日 (土)

「愚行録」

三連休、台風の日本列島縦断で家に閉じ込められそうな気配
退屈で死んでしまいそうになって、DVDを借りてきました
ロードショーで見逃した作品を4本GET
1,080円也

3202
妻夫木
くんのファン故に、彼の作品は必ず観たいと思っている私ですが、
妻夫木聡
くんと満島ひかりさんのこの作品は、近くの映画館で上映されませんでした。
「愚行録」
ちょっと変わった役どころに挑戦する妻夫木くんです。
今回も怖い怖い壊れた人を演じていました。

話題の小出恵介くんが、今の事件とちょっぴり重なるような役どころで出演されているのは面白いと言えば面白いかも

こういう映画を作る意味は何なんだろう?
作らなければいけない理由はどこにあるのだろう
夢も希望もなさすぎる
こんな生き方を強いられる人生もあるということが言いたいのか…?
こんな人生がもしかしたらそこいら中にあるのかもしれないと言いたいのか…?
それともあまりに辛い体験をさせられると人間はこんな風に壊れてしまうということ言いたいのか…?

「人間というのは、ただの器に過ぎない」という
「三度目の殺人」と同じセリフが出てきましたが、
使われたニュアンスは正反対でした。
そのラストにさえも希望が持てない映画は、
観ていても辛いだけでした

惨殺された一家。
その未解決事件の犯人捜しをする記者は、
殺された一家を取り巻く友人たちに取材を重ね、
次々と彼らの愚行を暴き出していく。
そして、たどり着いた犯人は…

映画作品としてのからくりの面白さを取る?
いえいえ、こんな映画をまるで現実にあることかのように作品にしてほしくはないから、
敢えて私的評価は、

たくさんの映画館で上映されなかったわけがわかりました
映画というのは、やっぱり観終わった時によかったなあと思える希望があってほしい。

2017年9月14日 (木)

「三度目の殺人」

Img_20170914_0001_new警告:思いっきりネタばらししてますので、これからご覧になろうという方は、観終わってからお読みくださいね

「誰を裁くかは誰が決めるの?」
広瀬すず演じる咲江が、福山雅治演じる弁護士の重盛に投げかけた言葉。
これこそがこの作品の主題なのでしょう。

観終わってから、自分の心の中で謎解きをしていくうちに、どんどん作品の深みにハマっていく。
これこそが是枝裕和監督作品の醍醐味です
こういう作品を作れる自由が与えられるなんて、監督冥利に尽きることでしょう
誰かが言ったセリフや仕草が、後の場面で誰かが言うセリフや仕草に重なっていく…。
頬に飛んだ血をぬぐう場面。
頬を伝った涙をぬぐう場面…。

善と悪は表裏一体。
こんな脚本は是枝監督にしか書けない気がする

でも、第一印象としてはとても難しい。
一般人感覚からすると難しくてよくわからなかったと感じる人も多いのではないでしょうか?
ベネチア国際映画祭での受賞を逃したのは、
一度見ただけでは理解しえないから、
ということに尽きる気がします

人というのはただの「器」でしかない。
命は人知を超えた運命に理不尽に繰られているものであり、
真実がどこにあるのかはまた別の次元のことなのだ。

役所広司の演技は本当にスゴイ
ついこの間観たばかりの「関ヶ原」の徳川家康役も然り。
またやられました
広瀬すずちゃんにも、「怒り」で驚かされて以来、またまたやられました。
まさにNo.1注目の女優さんです。
可愛い可愛い女の子。でも、この人の感性はスゴイ

脇役の満島真之介くん、市川実日子さん、吉田鋼太郎さん、斉藤由貴さん、橋爪功さん、皆さん名優さん揃いでした

殺人犯と弁護士が罪と真実について、
実は根源的な思いを同じくしていることに気付く。
判決後の接見室での役所広司と福山雅治の謎解きシーンは、
圧巻のカメラアングルです。
一人は被疑者であり、一人は弁護士であるのだけれど、
「あんたも自分も同じ種類の人間なんだよ」ということを
カメラアングルに語らせている。
窓から零れ落ちる太陽の光が犯人と弁護士の顔に光と影を作り出す。
そして、真実は何なのかを観客に考えさせる…
何もかもにうならされます

「三度目の殺人」とは、
それが真実か否かは別として、
司法が犯人と決めつけた人間を
司法の手で殺してしまうということなのでしょう。
このタイトルは憎すぎる~

もう一つのテーマ、「生まれてこなければよかった人間などいるのか?」
いいえ、生まれて来なければよかった人間なんていない。

もう一度、いやもう二度ぐらい観てみたい作品です
★★★★★

2017年9月 9日 (土)

第38回天洋画会

職場の利用者さんである島田寛子さんの作品を見せていただきに友人たちと天洋画会絵画展に伺いました。
今年は谷町9丁目のホルベイン画廊での開催でした。

毎年、ひとつのテーマに沿って作品を出しあわれる展覧会。
今年のテーマは「音」でした。
みなさんが描かれた「音」にまつわる作品。
面白くて素敵でした。

Img_2863_2



まずは何と言っても、我らが寛子さん。
大好きな俊ちゃんのステージでの熱唱ぶりを描かれました。
俊ちゃんの歌声が聞こえてくるようです。
まさに俊ちゃんの雰囲気
タイトルは「最高の時間」
描いていてとても楽しかったそうですよ。
ハートの団扇で応援している寛子さんが可愛い

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小山彰子
さんの「かさかさ、ころん」
乾いたホウズキの手触りやかさかさという音が確かに聞こえてきます。
リアルで素晴らしい

Cimg5829

阿部浩子さんの「雫」
ハスの葉から滴り落ちる雫の音…。
魅力的な作品です

 

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はがき絵教室の先生である木佐貫妙子さんの「朝の音」
風景画も木佐貫先生が描くとこうなるのか~
大阪ベイエリアの朝の風景だそうです。
早朝の港のざわめきが聞こえてくるような気がします。
メルヘンな色合いが素敵

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田中英子
さんの「弾く」
とてもユニークな手法で描かれています。
ポロンポロンとウクレレの音色が…

Cimg5835


木花祥浩
さんの「リンリン」
オシャレで可愛くて飾りたくなりますね。

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障害をお持ちの藤澤亮太さんの今年の作品は「高橋竹山」
お三味線の力強い音色が響いてきそうなカッコいい作品。
毎年、亮太さんの新作をとても楽しみにしています

 

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本田年男
先生の作品「フールミネ」
イタリア語で稲光の意味だそうです。
切り立った山の湖畔で宿泊され、窓から見た稲光。
先生ならではの色使いがとってもカッコいい

額のアクリル版が部屋の灯に反射してしまって、写真がどれもこれも残念です。ごめんなさい

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大好きな作家さんである太井潤一さんが、
今年、高知のよさこい祭りを観にいらしていることが
facebookにUPされていましたが、こんな素敵な作品になったのですね。
白い衣装の影の綺麗なこと
斜に構えた踊り子さんの表情の可愛いこと
本当に素敵~な一枚です。
タイトルは「鳴子踊り」

他にも魅力的な作品がたくさんありました。
そして、みなさん額縁と絵のマッチングも見事でした。
絵に合わせて手作りされているような額も拝見しました。
額って、その作品と同じぐらい大切ですよね。
勉強させていただきました

Img_2857


今年はいつもアレンジフラワーを手作りしてくれるMさんが日程が合わずにご一緒できなかったので、
知り合いのお花の先生にお願いしてアレンジしてImg_2865いただきました。
キュートで寛子ちゃんのイメージ通り

障害があっても素敵に素敵に人生を謳歌されている寛子さん。
親友の智子さんもと~ってもオシャレされていました。
このお二人の生き方から、周りにいる私たちはどれほど力をいただいていることでしょう
愉しいひと時を今年もありがとうございました

2017年9月 8日 (金)

沢田研二50周年記念LIVE2017~2018

Img_20170909_0001ジュリーが泉州岸和田のちっちゃな波切ホールまで歌いに来てくれるというので馳せ参じました

デビュー50周年ですよ
私が小学4年生から歌ってるんですね~

デビュー曲の「僕のマリー」からのスタート。
歌と歌の間に
「ありがとう。サンキュー。ありがとうね~」の1フレーズを挟みながらノンストップで歌い続けます。
15曲目ぐらいまでは数えていたのですが、
懐かしい歌にホロホロしたり、
一緒に歌ったりしていているうちに何曲目かわからなくなり…
そんな頃に、
「ラブ・ラブ・ラブ」を歌い終わりました。
「今の歌で24曲目でした。
50周年なので、今日は50曲歌います
と宣言

いや~、ホントにジュリーは素敵だ~
御歳69歳だそうです
歳を重ねても、
体型が変わってしまおうとも、
自然体で自分を飾らないでありのままを突っ走る姿勢がかっこいい
50周年だから、ノンストップで50曲を歌い尽くそうという、
そんな企画を立ててしまうその姿勢がかっこいい

去年のSAYAKAホールの時は、ガラガラ声でちょっと心配しましたが、
今日は、声の調子も絶好調でした
あのジュリーの声は健在
お腹は出ていて、スーツのボタンははち切れそうではありましたが、
あれだけステージを走り回りながら歌えるなら、
全然OK

ザ・タイガース時代の歌を聴くと、
中学生時代のあの教室のザワザワした空気感や
バカ話をして友達と笑い転げていたような光景が蘇ってきます
もう戻れない時の流れが、
懐かしくって、愛おしくって、泣けてきそうになります。
そういう思いで一緒に歌っているお客さんがきっとここにはいっぱいいるんだろうな~。
私よりちょっとお姉さんかなあと思えるような方々が、
「ジュリーッ」と叫んだり、
オールスタンディングで応援しているその姿も
一緒に人生を歩んできた同士の姿が見えて素敵
ホール全体が熱く暖かい心で包まれている

最後の1曲を残して、やっと一回目の幕が下りました。
その幕に映し出されたのは、
ご本人が編集したそうなワイルドワンズとコラボした映像。
現在のまん丸顔のジュリーが満載で、
笑ってしまいました。

最後の一曲の前に、
今の思いを語られました。
10代でデビューして突っ走ってきた道のり。
来年は70歳。
座って歌ってもいいなら、後10年、20年
今は起き上がるいいベッドもあるので、
寝て歌ってもいいなら、後30年
ここに来てくださっている皆さんが生きて応援に来てくださる限り、
歌い続けます
そんな宣言をされて、心を込めた最後の1曲を熱唱されました

50曲、2時半のコンサート。
本当に素敵でした。
応援し続けたいです

2017年9月 7日 (木)

泉北コミュニティに掲載

8月の高知よさこい全国大会に出発する直前に、取材を受けた泉北すきやねん
その紹介記事、泉北コミュニティの今週号(9月7日)に載せていただきました

衣装を着て写真を撮るということで、
前もってホテルに送ろうと思っていた荷物から衣装だけを抜いて
手荷物に入れ替えなければいけなかったので、
そこまでして写真を撮っても、
本当に使ってくれるのかな~?
記者は載ります載りますと言ってても、
実際の紙面の割り付けをするのは、編集担当の人だしわからんよな~
みたいな…
20年ほど前までコミュニティのライターだった私には
内情を知ってるだけに、却って信頼できない感じが、
多少なりともあったのですが
ハハ、ちゃんと載せてくださいました

ありがとうございます。
衣装を手持ちした甲斐があったというものです

ご近所さん、お隣さんが載って、初めて「あ~、あの人、こんなことしてたんだ」と
大発見したりできるのが面白い地域紙。
ご近所のユニークな人、出来事を探して取材すること、
それを文章にして紹介するのは確かに確かに愉しい仕事でした。
いろんなことがあって、6年ほどで辞めてしまいましたが、
この経験がライターの仕事の礎になりました。
今、そんなことを思い出してしまいました

Img_20170908_0001_new


取材に来てくださった冨尾さん、ありがとうございました。
記事はこんな感じです。
文章部分だけ編集しなおしてみました。

よさこい全国大会に参加

 結成20周年の「泉北すきやねん」

結成20周年を迎えたよさこいサークル「泉北すきやねん」が、8月12日に高知県での「よさこい全国大会」に参加。全国から約50チームが参加し、大阪の代表として13回目の出場になる。
 泉北すきやねんは、一時は100人を超す大所帯のサークルで、泉北各地域によさこいチームが多数育つ土壌を作った。現在はメンバーが減少したが、子供や孫と一緒に楽しく踊るメンバーも。各地域の夏祭りをはじめ、一年を通してイベントの盛り上げ役として活躍するほか、福祉施設に招かれて踊る機会も多い。
 今回、全国大会ではオリジナル曲「浪花のおかんはよさこいダンサー」に合わせた踊りを披露。「大阪のおかんの元気でたくましい姿をユーモアを交えて表現した歌詞です。私達、大阪のおかんの応援歌だと思って踊っています」と、代表の芳子さん(城山台1丁)。
「泉北すきやねん」の文字の入った着物のような袖、くいだおれ人形を模した赤と白の縞模様のズボンにアクセントカラーの水色が、遠くからでも目をひく。その上におかんのイメージのフリルのついた白いエプロンを着て、鳴子を鳴らしながら軽快に踊る。「こうしてみんなで踊り続けられることがうれしい」。

 メンバー募集中。毎週火曜7時〜8時半、美木多中で。
  
さん090・5013・8083
 〔冨尾〕

Img_20170908_0001_new_2

 

2017年9月 2日 (土)

「関ヶ原」

Img_20170902_0001_new大河ドラマを見ていても、途中から人間関係がわからなくなってしまうような私ですから仕方がないのかもしれませんが、やっぱり途中からどっちが敵でどっちが味方なのかよくわからなくなってしまいました

よく分らなかったままに感想を言ってしまいます

まず役者さんたちがみんな、特に男性陣が早口過ぎて、何を言ってるのかよく聞き取れませんでした
自分の耳に問題があるのかと心配しましたが、どうもそう感じたのは私だけではなかったようです
レビューを覗いてみますと、早口だったと書いてるものが大変多い

戦いの映画だから、熱くなって早口になってしまうというのがリアルなのはわかるけど、制作者側には観客の立場にたっての映画作りをお願いしたいところです。
字幕があればよかったかもしれません

役者さんたちは豪華キャスト陣の大集合でしたが、
徳川家康役の役所広司さん、左近役の島岳大さん、北政所のキムラ緑子さんの個性に他の皆さんが圧倒されてしまっているようでした。
役所広司が主人公のように思えるほどで、
石田三成役の岡田淮一くんは、ちょっとオーラが足りなかった。
徳川家康は、衣装もカッコよかったし、
ハッチャけた大物ぶりが存分に発揮されていましたね。
役所さん、さすが

忍び・初芽役の有村架純ちゃんは、ちょっと役不足だったかなあ
この役、長澤まさみか真木よう子あたりにやって欲しかったかも

東出昌大さん演じる小早川秀秋などは、
最後までどっちに味方したらいいか迷っているという役どころだったけど、
ホントにこんな武将がいたのでしょうか?
これはユーモア部分として描かれていたのかなあ

岡田くん演じる石田三成が人間味あふれる、しかも策に長けた人物で、
人望で武将たちの心をつかみ、
国を制していこうとしたということを描きたかったのでしょうが、
そのあたりのことは理解できはしたものの、
全体的には消化不良で終わってしまったような気がしました。
映画の主題は、もっと強烈でクリアであった方がいい
残念
衣装や戦いの道具など美術さんの仕事が素敵だったので、
そこを評価して、
★★ってところかな~

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