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2018年2月 2日 (金)

「終わった人」

Img_20180130_0002定年退職を迎えた男性が人生の先行きを考えながら、
大いにジタバタとあがいて、
まさにのた打ち回るお話。

本など滅多に読まない夫殿が、
誰に勧められたのか、
図書館で予約までして借りてきた一冊。
面白くて一日で読み終えたというので、
ペラッとページを繰ってみました。

私も久々に一気に読み終えました。
面白かった

東大法学部卒業という学歴を武器に
メガバンクで出世街道を一直線に歩んできた主人公が、
人脈がらみの人事で出世コースを外され、
子会社に出向となり、
そこで定年を迎えます。
その後のジタバタぶりがユーモラスに描かれています。

還暦後の第2の人生の歩み方を考えざるを得ない年齢に、
差し掛かっている私たち。
男性方々の方が、いろいろと面倒くさいのかもしれませんね
男のプライドって奴が邪魔をして、
簡単には人と交わることもできない男たち。

別に東大卒とまでは行かなくとも、
ジム通いや趣味の集まりに加わることもできずに、
家に引き込もりがちになってしまう男性は、
案外、こういうプライドに邪魔されているのかもしれないなあと
リアリティを持って読むことができました。

会社人間として終わったと感じる人。
社会の中で終わったと感じる人。
家庭人として終わったと感じる人。

ものすごい紆余曲折があったにせよ、
ラストに希望があったことに救われました

人の気持ちの在り様は複雑で、
そう簡単には切り替えがきかないものですね。

心の機微を書き綴る内館牧子さんの感性にも共感できました。
私より10ほど年上の作家さん。
他にも読んでみようと思いました。

退職前後の方にお勧め

なんでも映画化も決まっているそうですね
館ひろしさんと広末涼子さんで

★★★★

 

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コメント

面白そうな本ですね。
そういえば私たちもアラ還まっただ中!

友人達の間でも定年という言葉が飛び交っています。

ぜひ読んでみてください!
370ページもの本ですが、
きっと夢中になって一日で読み終えますよ(^_-)

「終わった人」読みました。
面白かったです。

今、重松清の「定年ゴジラ」という本を読んでいます。
こちらの方が波瀾万丈という定年後ではなく、普通にあり得る話だと思いながら読んでいます。

「定年ゴジラ」、もう随分前に読みました。
今、読んだらまた違うかな?
重松清さんにも一時ハマって片っ端から読んでいました。
重松さんの代表作は「エイジ」とか「ナイフ」な気がします。
最近は少し柔らかな感じになられたのかな?

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