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2018年5月 3日 (木)

「憲法9条を守るために」山本好隆

Img_20180429_00010今日は、憲法記念日です。
皆さん、憲法9条について考えたことがありますか?
戦後生まれの私たちには、意識が薄い存在であるかもしれません。
その時代を生きたか否かで大きく違うものであるかもしれません。

「憲法9条を守るために
今一度、戦争の事実をみつめてください」

山本好隆先生の3冊目の本が出来上がりました。
5月3日憲法記念日までに完成させて、届けたいと1月から4月半ばまで、お手伝いさせていただきました
先生ご自身は、もっともっと前からたくさんの資料を集め、学び、執筆を続けてこられていました。

私が編集や構成のお手伝いを始めたのは、年が明けてすぐからでした。
憲法記念日までに完成させたいというご希望に、いやいや終戦記念日にしましょうと、お願いしてみたりもした私でしたが…

途中、いろいろなハプニングもありました。
100枚近い資料や写真を二度三度とスキャンし直したりと…
2月~3月ぐらいにはダウン寸前~…みたいなこともありました
それでもなんとかかんとか、
4月29日には、印刷屋さんから500冊の本が届きました
104ページの本になりました。
あ~、よかった

Img_20180315_0001


戦争の史実は、とてもとても恐ろしくて、こんなことが70年前には現実の日常であったということが、私にはどうしても怖すぎて、これまでの人生でもできるだけ見ないようにして通り過ぎてきたのです。
そんな私ですから、今回のこの仕事はかなり辛いものでした
例えば「はだしのゲン」や「火垂るの墓」は、一度は観たけれど、
辛すぎて二度とは観ることができない作品なのです。
「この世界の片隅に」も。

でも、だからこそ、子どもや孫やひ孫たちをもう二度と戦場に送らないために、
意を決して、この本を届けようとされている山本先生の思いは、
本当に心から応援したいものでした。

第2次世界大戦後も、ずっと地球のどこかで戦争が続いている。
親も子も家族もいるはずの尊い大切な命が失われ続けている。
この世に生まれ、大切に育てられてきたはずの若者たちが
お金につられてイスラム過激派の兵士になったりする時代。
その真ん中にいるのは、いつもアメリカという国。
そのアメリカに毅然とした態度を示すこともできずにいる日本。

世界で唯一無二の平和憲法。
70年に渡って変えられることなく守られてきた日本の憲法。
戦争放棄を掲げた第9条。

構成を考えたり、文章の校正をするためには、
しっかり読み込まざるを得ないので、
目をつぶることができません。
お手伝いさせていただきながら、一番ショッキングだったのは、
日本人がアジアの隣国の人たちにどんなに恐ろしい蛮行を繰り広げてきたかという紹介でした。
日本では、戦争と言えば、広島、長崎の原爆投下を始めとして、
私たちがどんなにひどい目にあったか
という被害者の立場ばかりがクローズアップされがちです。
だけど、決してそれだけではないのです。
死と隣り合わせの日常は、人間をこんな風に変えてしまうものなのでしょうか
加害者としての信じられないような恐ろしい日本人の姿が紹介されています。
そして、南方の島国に兵士として送られた多くの日本人。
その死の7~8割方が戦って命を落とした戦死ではなく、
餓死や病死であったという虚しい事実…。
すべての史実を、70年経った今だからこそ、
公平な目で真っ直ぐに見直して、
そこから憲法9条の意味を考え直す必要がある。

この視点こそが、まさに先生ならではの真骨頂なのです。

Img_20180503_00010


80歳を迎えられた山本先生ですが、
先生のみならず、今、先生と同世代のたくさんの方々が
憲法改正に反対する活動を展開されています。
そんなことも本の後半には紹介されています。

70年前に戦争の日常の真っ只中に少年時代を過ごした先生が
目のあたりにした空襲の様子も紹介されています。

先生の本を読み終えた時、
みなさんはどんなことを感じられるでしょう。
仕事として文章を追ってきた私でしたが、
半ばからどうしても頭の片隅から離れなくなった疑問は、
どうしてこんな辛く悲しい命令に、
誰もかれもが黙って従い続けたのだろう?
ということでした。
これは奇しくも、先生ご自身が次の課題として掲げられていることでもありました。

表紙に使われているコスモスの写真。
このコスモスは、20年前、山本先生が庭代台小学校長として在職中に
学習農園で自ら育てられたコスモスを、ご自身で撮影されたものです。
在職当時は、毎年、学習農園でいっぱいのコスモスを栽培して、
全児童に持ち帰らせてくださいました。
先生にとって、コスモスは平和のシンボルであるのです。
そのことも本の中で紹介されています。

この本を読んでみたい方は、私にご連絡ください
このブログの右上「メールを送信」から、私に直接連絡いただくこともできます

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