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Story

2008年9月12日 (金)

初めての夢の記憶

夜中にふと目が覚めると、両隣に寝ているはずの父と母がいなかった。

まだ2歳にもなっていなかった私は2階の寝室から廊下に出て、

階下へと続く階段を降りて行った。

父も母も下でテレビでも見ているんだ、と思って・・・

黒光りのする木の階段は、階下まで果てしなく続いているようにも思えたけど、

私は一段一段、後ろ向きに階下へと降りて行った。

そこにいるはずの父母の顔を思い浮かべながら・・・

やっと階下に辿り着いて、廊下の行き当たりの方へ目をやると、

そこに父母が立って、私を手招いているのがわかった。

さっちゃん、おいで、おいで。こっちやで。

声の聞こえてくる行き詰まりの辺りは、真っ暗でよく見えなかった。

でも夜だから仕方ないね。

おかあちゃん、どこ?

おとうちゃん、どこ?

こっち、こっち。ほら、早くおいで。

声を頼りに、廊下をのろのろと歩いて進んだ。

端っこまで歩いて、手を伸ばすと、そこに母のエプロンの体があった。

下を見ると母の足。

横に目をやると、父の足と体があった。

ごめんね~と言う母の声に、そのまま頭を上げると

首から上のない母、その横には、やはり首から上のない父が、

私を見下ろしていた。

ごめんねぇ、さっちゃん。

首をちょっと忘れて来てん。

すぐに取ってくるから、待っててや。

・・・

怖くて怖くて、泣きながら目が覚めた。

おかあちゃ~ん!!!

目が覚めて、両隣を見てみると、そこに寝ているはずの父と母がいなかった・・・

よさこいの夏

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